これが歯肉の下にできた歯石です
 歯周病の手術をしていると、歯茎の下の所から大きな歯石が出てくることがあります。この間もある中年の男性の歯肉の下から大きな歯石が出土しました。この歯石は色が暗褐色あるいは暗赤色を呈しており、表面がごつごつしていて大変硬い歯石です。最初の写真が表側の写真で、次の写真が裏側の写真です。大きさがよく分かるように、下の親知らずの歯牙を横に置きました。長い時間をかけてここまて゛大きくなるため、この歯石はとても硬いです。この歯石は歯肉の下に付着していますから、歯肉縁下歯石と呼びます。この歯石は早めに取り除かないと、次第に大きくなっていき、硬さもだんだん硬くなってなかなか取れなくなっていきます。ですから、こまめに歯石除去を行うことが大切なのです。二十歳をすぎたら、年間に二回、半年に一度は、歯科医院に行って歯石をとってもらいましょう。また、中年以上の方で一度中等度の歯周病と診断された方は、歯石を取ってもらってよくなったと過信せずに、毎月一度歯科医院に行って歯石を取ってもらうことが重要です。中等度以上の歯周病になった人の歯茎は、歯周ポケットが深いため、すぐにまた歯石ができてしまいます。これをこまめに取り除くことが、歯の健康につながるのです。
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by tanaka_dental | 2012-02-11 18:51 | 歯周病