歯科用印象材の進歩
 この写真は、根管治療をした歯にメタルコアをセメントでセットした状態を示しています。その適合状態は大変良好です。このようにぴったりと歯牙の根管内に金属コアがフィットすることは、今から20年前は考えられませんでした。金属コアを試適しても、ぴったり適合することはあまりなくて0.3~0.5mm位浮き上がっても、それは日常茶飯事のことでした。口腔内で印象した時のわずかな誤差、印象材に歯科用の石膏を流し込んだ時に生ずる誤差、そのような誤差がいくつも存在するため口腔内にぴったり適合することはなかなか難しいことだったのです。この画像のように完璧な適合が得られるということは、それだけ歯科材料が進歩してきたと言うことになります。レントゲンの画像を見ても、その適合状態がいかに優れているかよく分かります。これは歯科医療界にとっては、朗報と言ってよいでしょう。
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by tanaka_dental | 2014-05-13 20:57 | 歯科の豆知識