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この被せ物がベストの選択です
 左上の奥歯三本がない状態だったAさんは、骨が不足していたのでGBRやサイナスエレベーションなどの骨造成を行い、その後インプラントを三本埋入しました。七十歳のAさんにお奨めした被せ物は、白金加金の前装タイプの被せ物でした。セラミックの歯と比較すると審美性は低いのですが、とても丈夫です。そして周囲の軟組織に対して高い親和性を持っています。体全体に対しても有益な金属です。これならば一生使用してもほとんどトラブルはないでしょう。ですから、これがベストの選択ということになります。審美性の高いセラミックの被せ物は、臼歯部では大きな咬合力がかかるため破折しやすいのです。奥歯にセラミックの白い歯を入れてもらってセラミックの一部が欠けてしまった経験のある方は沢山おられると思います。七十歳の古希を迎えられたAさんには、奥歯が入って益々健康になられることを期待したいですね。咬み合わせが改善されたので、肩こりや持病の腰痛も軽減されてきますよ。
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by tanaka_dental | 2014-05-25 09:14 | インプラント
歯科用印象材の進歩
 この写真は、根管治療をした歯にメタルコアをセメントでセットした状態を示しています。その適合状態は大変良好です。このようにぴったりと歯牙の根管内に金属コアがフィットすることは、今から20年前は考えられませんでした。金属コアを試適しても、ぴったり適合することはあまりなくて0.3~0.5mm位浮き上がっても、それは日常茶飯事のことでした。口腔内で印象した時のわずかな誤差、印象材に歯科用の石膏を流し込んだ時に生ずる誤差、そのような誤差がいくつも存在するため口腔内にぴったり適合することはなかなか難しいことだったのです。この画像のように完璧な適合が得られるということは、それだけ歯科材料が進歩してきたと言うことになります。レントゲンの画像を見ても、その適合状態がいかに優れているかよく分かります。これは歯科医療界にとっては、朗報と言ってよいでしょう。
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by tanaka_dental | 2014-05-13 20:57 | 歯科の豆知識