これが歯肉退縮・根面露出です Ⅴ
 歯肉移植の次は、エムドゲイン治療によって歯根の周囲に歯槽骨を再生させようと試みました。しかし、根の先端の部分は既に感染が蔓延しており、エムドゲインを注入して骨の再生を期待するのは困難な状態でした。歯根の汚染した部分を丁寧にダイヤモンドバーで削り取り、表面を無菌状態にしてエムドゲインを注入して歯肉を縫合して手術は終わりましたが、やはり良好な結果は得られませんでした。そこで、露出している歯根の表面を大きく削り取って、その面積を小さくして、歯肉の自然な被覆を期待しました。その後、この状態のまま小康状態が二年半続きましたが、ついに動揺がひどくなり、膿の排出が多くなって抜歯しました。
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by tanaka_dental | 2010-06-15 07:10 | 審美歯科