二つに分割しないと、抜けない歯もあります
 二十代のこの若い女性の左下の智歯(親知らず)を見てください。このような形態の歯は抜歯する時に普通に使用するマイナスドライバーのようなヘーベルという外科器具で、いくら歯の周りに挿入して抜こうとしても、びくとも動きません。このような形態の歯牙はきれいに真ん中から分割することによって、比較的容易に抜くことができます。抜歯した後で、口腔内にあった状態に固定して写真をとってみました。三番目と四番目の画像がそうです。このような歯牙はしばしば歯科医師を困らせています。簡単には抜けませんから。
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# by tanaka_dental | 2017-02-25 14:01 | 口腔外科
このインプラント大丈夫?
 今から八年ほど前に、中年の男性にインプラントを入れました。最初の画像と二番目の画像がそうです。それから順調に経過していたのですが、六年くらい経って、隣の奥の大臼歯が歯根破折を起こして、歯茎が腫れて来院されました。レントゲンを見てみると、歯根が割れてしまった部分が広く炎症を起こしています。三番目の画像がその写真です。炎症がインプラントに波及しているなら、インプラントは大丈夫でしょうか? とても心配ですよね。さっそく根の割れている歯牙を抜歯して様子を見ることにしました。四番目の写真がその画像です。それから、一年半くらい経過した時のレントゲン写真が最後の画像です。炎症がなくなり、骨の再生が観察されます。インプラントは大丈夫でしたね。骨が再生した部分にインプラントを入れれば、以前のようにまたしっかり咬めるようになりますよ。よかったですね。
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# by tanaka_dental | 2016-11-23 15:33 | インプラント
28年目のインプラントです
 このインプラントは、私の歯科医院で行った最も古い旧タイプのインプラントです。いつの間にか、28年という長い年月が経ちました。いまだに口腔内で働き続けています。驚くべきことです。インプラントの上の方は、かなりの量の骨の吸収が観察されますが、咀嚼機能は十分に維持しています。昨今のインプラントによく見られるインプラント周囲炎を起こしたことはありません。おそらくこのままの状態で継続していけば、30年という高いハードルをクリアしていくでしょう。人工の臓器として、十分な役割を果たしたと言えるでしょう。
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# by tanaka_dental | 2016-04-26 19:41 | インプラント
12年目のインプラントです
 このインプラントは、2004年の7月に埋入したものです。12年目に入りましたが何ら問題はありません。左下の大臼歯の部分に2本のインプラントを入れましたが、植立するオペの時は骨が思ったより脆弱であったため初期固定を獲得するのが難しかったのを記憶しています。皮質骨のすぐ下は空洞になっており柔らかい肉芽組織で満たされていました。肉芽組織を丁寧に取り除いて、慎重にインプラントを植立しました。上部構造部分つまり被せ物を作って四、五年すると、インプラントの周囲に、ある変化が起こりました。インプラントの周りに新しい骨が造成されて、インプラントがさらにしっかりと咬めるようになったのです。最後から二番目のレントゲン写真は入れて間もない頃の画像ですが、最後の画像は10年以上経過した最近のレントゲン写真です。インプラントの周囲に骨が増大しているのが分かりますか。このようにインプラントの治療が、適正な状態であればインプラントの周囲には骨が造成されて、より堅固なものになっていきます。これも現在のインプラントの優れた一面なのです。
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# by tanaka_dental | 2015-09-17 13:46 | インプラント
10年経過したインプラントです
 写真は、10年経過したインプラントです。左上4567の4本のインプラントが埋入されています。10年前の2005年3月に、埋入した時のレントゲン写真が四番目から六番目の画像です。最後の画像は数年後の全体的なパノラマレントゲン写真です。三番目のレントゲン写真で分かるように、10年経過してもほとんど何の問題もない状態を維持しています。素晴らしいことです。毎日のブラッシングと歯間ブラシの使用によって、インプラントは良好な状態を継続しています。これからも患者さんの口腔内で、咬合という重責を担っていく事でしょう。
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# by tanaka_dental | 2015-03-29 00:21 | インプラント